AMI 1st ROVERS




Rover House Project 2009
Stage 1
9/22


 9月22日連休4日目。今日は屋根を作ります。

 まずは居室部分の片付けをして生活臭を消し去ります。次に、前面(南側)の壁面パネルを作ります。ここには明かり取りの窓とドアがつきます。どちらも自作する予定です。

 お次は、デッキ部分に屋根を取り付けるための準備です。基礎からの通し柱が2本立っているので、それに横木をつけてアーチ(とは言わないか・・・)にします。そして、ロフト廻り2×6材を延長しこの柱に固定します。そこで大問題が発生、昨日発見した微妙な長さの違い(約7mmほど)のために、東西の2×6材がねじれの位置状態になってしまったのです。まぁ何とか無理に矯正しようと力を加えたところ、接合したビス部分にヒビが入ってしまったのです。一同「猪突猛進」の性格をちょっとだけ反省しましたが、そこは金物を当てて無事に乗り切りました。そして、その2×6材と通し柱を固定しようとするのですが、これまた目視ではっきりわかるほど平行ではないのです。原因は取り付け位置のマーキング(墨)が違っていたのでした。まぁ、みんな疲れてきているから・・・。と、いろいろありましたが、デッキに屋根を載せる準備はできました。

 次は南側パネルとデッキ柱にそれぞれトラスを載せて固定します。今度は梁もばっちり組み上がりました。

 いよいよ、屋根に取りかかります。今回は45°勾配の切妻屋根です。斜面の途中に垂木を受ける横木をトラスの下側から付けます。そのままでは垂木をつけるときに段差ができてしまうので、2×4材をトラスの間の横木の上に取り付けます。これで屋根の面がツライチになりました。この上に垂木を載せていきます。

 ここで事故が発生。試しに作った垂木のL字セットを杉浦取2副長が投げ下ろすときに、それがたまたま下を通っている中島副長を直撃し軽い脳しんとうを起こしてしまったのです。以降屋根に上がる際はヘルメットの着用が義務づけられました(下での作業はノーヘルなのであまり解決はしていないような・・・)。幸い「たんこぶ」ですんだので、作業を続行することにしました。垂木は屋根を載せるときに基礎の台となるもので屋根材の重みに耐えられるよう45cm間隔で置いていきます。今回のハウスには片側15本必要になります。屋根の長さが片側3mですから、3mが15本と3.03mが15本必要になります。その切断を中島が担当し30本の垂木がみごと屋根に載って固定されました。

 ふと南側の離れたところからそれを見ると・・・・左右の長さが違うのです。西側が約30cmも長いのです。優秀な頭脳や緻密な計算・・・というのがハッタリだったのがバレてしまいました。一応脳しんとうの後遺症と言うことにしておきましょう。・・・で、これも特に修正することなしにそのままです(^^;)

 今日の作業の終わりは、屋根へのベニヤ張りです。屋根材の重さを考えると2重張りがいいのでしようが、足場をどうするかが解決していないため取り敢えず1重張りでまずは覆うことにしました。

 それを無事に張り終え、ようやくローバーハウスの全容が見えてきました。思ったよりもすごいですよ。ちょっと感激です。


▲あっという間に朝になります。朝イチの仕事は宴会の片付けです。 ▲まず、南面に窓枠とドア枠のついた壁面パネルを取り付けます。これで壁面4面ができあがりました。 ▲デッキの柱とロフト壁材を接合する・・・のですが、東側の位置が合わずヒビが入ってしまいました。
▲西側は計ったようにぴったりです。(そりゃ、計っていますから・・・) ▲デッキのアーチの上にトラスを載せます。 ▲そのトラスを固定する若泉団委員長
▲4本のトラスが固定されました。 ▲頂上に梁が載せられ、斜面中程に横木が渡されました。 ▲横木の上、トラスの間に2×4材を置いて固定します。
▲屋根に垂木を置いていきます。 ▲45cm間隔で整然と置き、固定します。この段階では東西の長さの違いに誰も気づいていませんでした。 ▲続いて、ベニヤを東側から張って行きます。
▲西側のベニヤを張っている時、ベニヤの寸法が異なることではじめて垂木の長さが違うことに気づきました。 ▲「まぁ、いがっぺ(いいだろう)」ということで、作業は続きます。これが現場合せの良い?ところなのです。 ▲屋根全面にベニヤが張りあがりました。
 おおっ素晴らしい。
▲別な角度から。 ▲ちょっと離れたところから。 ▲ストロボをたかないで撮ると、いい感じでしょ。




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