スカウティング & 阿見第1団に関するQ&A

 

●スカウトになるには、どんな手続きが必要ですか?

 

 スカウトになるには3つの手続きが必要になります。

 1つ目は、ボーイスカウト日本連盟に加盟することです。この事務手続きは、阿見第1団を通じて行います。日本連盟に加盟するということは、その組織を構成する茨城県連盟、茨城第5地区、そして阿見第1団に属すると同時に、世界中の3億人のスカウトの仲間になることです。

 もうひとつは、「私はスカウトとして、将来、他の人を支援できるようしっかりやっていきます」ということを、団の他のスカウトやリーダー、保護者、そして自分自身に自発的に「宣誓」することです。それを「ちかいをたてる」と言います。

 この2つを行ったときにはじめてスカウトとして認められ、仲間に入ることができます。

 また、もう1つの手続きは、親御さんにボーイスカウト阿見第1団育成会の会員となっていただくことです。
 「育成会」とは、ボーイスカウト運動の基盤となる組織です。スカウトの教育にあたっては、保護者をはじめ、地域の関係者、指導者によって、スカウト教育活動を維持し発展させるため、奉仕の精神をもって阿見第1団育成会を組織して団を運営しています。

 全てのスカウトの保護者の皆さんにはその一員となっていただいています。

 育成会の役目は

   ◦本運動を支援し、阿見第1団の育成と発展に寄与する

   ◦教育に必要な施設と経費の責任を負う

 です。

 

 

●いつからスカウトになれるのですか?

 

 このスカウト運動は、幼稚園・保育園の年長の1月から、大学生を卒業した成人(25歳)までの長期にわたって、年齢に応じた区分(部門)で行われています。その節目が、幼稚園年長の1月(ビーバースカウト隊入隊時)、小学校3年生4月(カブスカウト隊入隊時)、小学校6年生4月(ボーイスカウト隊入隊時)、中学3年9月(ベンチャースカウト隊入隊時)、高校卒業(ローバースカウト隊入隊時)です。このタイミングの募集は、毎年12月から3月に定期的に行っています。

 定期募集以外でも見学や入隊への対応は随時行っていますので、随時スカウトになることができます。

 

 

●ボーイスカウトの活動ってどんなことをするのですか?

 

 実に様々な分野の活動を行っています。というのは、ボーイスカウト運動の目的が「活動的で自立したスカウトを育て、社会に役立ち、道を切り開いていく立派な社会人として送り出すこと」だからです。「立派な社会人」と言うと漠然としていますが、それを「自分自身で判断し、決定して人生を切り開き、また積極的に状況を察して他の人を助け、そして自分が引き受けたことを責任もって成し遂げるために、結果を予想して決断し、しっかりとした価値観を持って生きていくように努めながら、自分の志や理想を持ち続ける」ことのできる人間と位置づけ、そのような人材を育て、社会でリーダーシップがとれるよう、世の中に送り出すことが、ボーイスカウトの主な目的なのです。

 そのために、小さい時から、いろいろなことを活動プログラムを通して体験していきます。その過程において、成功したり、失敗したり、耐えたり、やり遂げたり、協力したり、分担の責任を果たしたり、分かち合ったり、励まし合ったり、リーダーシップをとったり、観察や推理をしたり、自分を表現したり・・・を仲間と相互に関わりながら体験し、成長していくよう導きます。その結果、困難や障害を克服する知恵と技能や精神、創意工夫をする能力を身につけたり、仲間との関係を築いたり、結果を予測しての行動・決断を自らの体験から導き出すことができるようになっていきます。

 それを体験する主な場が「自然」の中で、野外でのキャンプやハイキングであり、また隊集会なのです。そして動機付け、方向付けをしているのが「活動プログラム」なのです。ボーイスカウト運動では、それを年代に応じて設けた部門ごとに、その年代に応じた特色ある方法で実施しています。

 ですから、スポーツ団体ように、短期間で成果があらわれたり、また、レギュラーになるといった目に見える具体的な目標は立てにくいのです。それぞれの部門だけに所属しても、もちろん成果はありますが、やはり、ローバースカウトまで続けて初めて、大きな成果は現れると思います。

 話は戻りますが、各隊では、上記の成果を求めて、またスカウトの好奇心を満たし、知的・身体的・精神的・情緒的成長を促すことを目標に、隊の指導者も知恵を絞っていろいろな活動をスカウトと共に楽しみながら行っています。

 また、ボーイスカウトは基本的に野外での活動を行っています。サッカーや野球と違うのは、自然というフィールドの中での「生活」体験があるという点です。コミュニケションや主体性といった、人間の成長に必要な体験を積むことは、野外活動がいちばんなのです。自然とふれあうことで、生きる力であり、生活力が身についてくるのです。ボーイスカウトがキャンプを重視しているのは、そういう理由もあるのです。

 

 

●「ちかい」と「おきて」ってどういうものですか?

 

 前にも述べましたが、ボーイスカウトになるためには「ちかい」をたてなければなりません。

 「ちかい」と書くと何やら仰々しいものにも思えますが、これはスカウトとしての在り方を示したもので、それを受容しその実行を自らの意志で決め、宣誓することで、スカウトの制服を着て活動が初めてできるという、とても大切なものです。「自分の意志で決め宣誓」することは、「ちかい」そのものが非常に高いところにある目標ですので、それに近づくのために常に努力し続けることが求められます。

 また、スカウトになると「おきて」も守らなくてはなりません。「おきて」とは、スカウトとしての行動の指針をあらわしたものです。良き社会人になるために必要な資質を具体的に挙げたものです。これらを実行・実践していきながら、当たり前にそれができるように自分自身と向かい合い、自分自身の成長に関与しながらきちんとした意識をもって取り組んでいくが求められます。当然、指導者もそのように関わり導いています。

 この「ちかい」も「おきて」も、語尾は「ます」「である」のように自発形となっています。決して「~でなければならない。」とはなっていません。これは非常に大切なことです。このボーイスカウト運動は、この運動の理念を受容した上で、自らの意志すなわち「自発活動」により参加をすることが原則となっているためです。そのため「誓い」「掟」と書かずに平仮名で「ちかい」「おきて」と書きます(こう書くのには他にも意味があります

→その理由はこちらから)。

 また、カブスカウトやビーバースカウトの年代には「ちかい」と「おきて」の文言は難しいため、また、その年代に身につけるべき指針や資質を具体的にスケジュールに分かる表現で示す必要があることから、特に「カブのやくそく」と「カブ隊のさだめ」、「ビーバーのやくそく」と「ビーバー隊のきまり」を設けています。

 また、「この運動に参加」するということは、継続して参加するということです。特にボーイ隊では「チーム(班)」を作って、そのチームを基盤とした教育活動を行っています。これは、各チーム員がそのチーム内である役割を担い、それを責任を持って実行するために取り組み努力することで、自らとチームの両方を高めていいきます。そして複数のチームで競い合うことにより、さらにそれが促進されていきます。それは、チーム全員が揃って初めて成り立つものです。塾や部活もあるわけですが、参加に当たっては、そのチームの一員になるという意味をご勘案ください。

 

●ちかい

  私は、名誉にかけて次の3条の実行を誓います。

  • 1.神(仏)と国とに誠を尽くしおきてを守ります。
  • 1.いつも、他の人々を助けます。
  • 1.からだを強くし、心をすこやかに、徳を養います

●おきて

  • 1.スカウトは 誠実である。
  • 2.スカウトは 友情にあつい。
  • 3.スカウトは 礼儀正しい。
  • 4.スカウトは 親切である。
  • 5.スカウトは 快活である。
  • 6.スカウトは 質素である。
  • 7.スカウトは 勇敢である。
  • 8.スカウトは 感謝の心を持つ。

 

 

●宗教団体? 軍隊予備軍?

 

 ボーイスカウトは「宗教」団体ではありません。

 ただ、ボーイスカウトの成り立ちがイギリスですのでキリスト教の影響はあります。また上記の「ちかい」の中にも「神(仏)と国」とあるように、それぞれが信仰を持つ事を奨励しています。これは絶対主の存在、すなわち「私たちはこの地球上に生かされているんだ」ということから「感謝の心」をもつことによって「奉仕」や「思いやり」の心を養うことを求めているからです。

 また、カーキ色の制服といろいろな記章、そして規律ある行動という姿から、軍隊を連想される方をいらっしゃるでしょう。これについてもボーイスカウトの創始者が軍人であったことから、その活動的な衣服を導入したこととや、前述したチームへの所属意識の涵養、そしてバッジが欲しい・着けたいという子供の気持ちを基にした進歩制度(バッジシステム)を取り入れたことが、現在までも引き継がれています。

 しかしながら、軍隊的な訓練(命令による訓練、一律の行動の強制)は一切行っておらず、自発活動により自分を高め、世界の平和と、住みよい地域社会の実現に貢献するための活動を行っています。

・・・とこのように目的も方法も精神も「軍隊」とは別のところにあります。

 

 

●お金はかかりますか?

 

 はい、かかります。だいたい月 2,000円くらいです。

 阿見第1団では、団や隊の組織や活動設備の維持、加盟登録や傷害保険等のための育成会費、毎月の活動のための訓練費を納入してもらっています。両方あわせても平均すると月々2,000円弱です。当団では、育成会費は、育成会(阿見1団の活動母体であり、スカウトの保護者で組織します)総会の時(4月)に年額16,000を円を納入します。また訓練費は月500円ですが4ヶ月に1度まとめて2,000を納入してもらっています。ただ、電車に乗ったり、バスに乗ったりする費用はその都度必要となります。
 ボーイ隊のキャンプや、ベンチャーの活動では、費用がかかる活動の都度、実費を納入してもらいます

 また、夏季キャンプやスキー訓練等の特別訓練やジャンボリー等の大会参加費は別途会計となっています。

 それと、初期費用として必要な経費は、入団金(3.000円)、制服代(所属する隊によって異なりますが、~15,000円程度)、野外活動用品(キャンプ用品等)があります。

 

 

●制服や活動の用品は一度に揃えなくてはいけませんか?

 

 制服は、それを着用することがスカウトの誇りとなります。たとえ1年しか着ないとしても、自分だけの制服を揃えるようお願いしています。そこにはそのスカウトとしてのたくさんの思い出を詰めていくものですから。

 カブ、ボーイと成長するにつれて、活動の幅が広くなり、活動に必要な用品が多くなっていきます。特にボーイ隊になるとキャンプ関係の装備を揃えなくてはなりません、一度に揃えると結構な出費になります。まずは必要最小限のものを揃え、月々のプログラムに必要なものを順次揃えていくことも可能ですし、例えば「寝袋」のようにカブの時にも使うものであれば、その時にボーイスカウト〜社会人になってからも使えるような、高性能のものを購入するなど、長期計画でも揃えることをすすめます。

 年間プログラムという年間の活動計画が、育成会総会の資料の中にあります。それを参考に、いつ揃えたらいいのか等を隊長にご相談ください。

 また、制服は昨年度から一新されました。阿見第1団では、来年度の創設50周年を機に、新制服に一斉に切り替えます。

 茨城県連盟のホームページに野外活動用品の購入に当たってのポイントが経緯されています。(←クリック)

 

●月にどのくらいの活動がありますか?

 

 ビーバー隊は月2回それぞれ約3~4時間、カブ隊は月1~2回、約3~6時間/回、ボーイ隊は月1~2回、約6時間/回です。活動は、主に公民館、阿見第1団キャンプ場(若栗運動公園隣)です。

 活動の場所は、その他に阿見中央公民館、若栗運動公園、君原公民館、光と風の丘公園(美浦)、陸平公園(美浦)等の阿見町・美浦村の各施設を利用しています。そのため、活動場所への送迎等は保護者にお願いしています。(活動場所の地図はこちらのページの地図をご覧下さい。)

 

 

●勉強の妨げになりませんか?

 

 子供の意識・心がけによって異なりますので、何ともいえません。

 ただ、言えることは、スカウトの活動は子供の知的好奇心をくすぐり満たしていくものです。子供にとって得意・不得意・好き・嫌い? な様々な活動が、仲間とともに楽しみながら行えるのです。加えて規律や秩序、ルールを守ることの大切さなど、自分自身を律したり、観察力や推理力、集中力や応用力を養いながら、幅広い見識を持てる・・・ということは、学校の勉強にも役立っているでしょう。

 活動に参加することで得られる達成感、成就感は、スカウトにとって大きな自信となり、新たな挑戦のきっかけとなります。そして、指導者たちは、そのネットワークでいろいろなチャンスが掴めるよう投げかけます。

 また、スカウトたちは、この運動の特色のひとつである「進歩制度」に取り組みます。この進歩制度は、自分でどの様に取り組むかを考え計画し、実行していきます。達成するとバッジがもらえます。スカウトたちにとってこのバッジは大変魅力的なものであるため、それを獲得するために積極的に進歩課目に取り組んでいくのですが、その中で、計画→実行→反省→評価というプロセスを踏んでいきます。活動を続けていくとそれが自然と身に付いていきます。このことは勉強において、また、何かに取り組むときにも当然反映されることでしょう。そういう意味では、勉強の妨げではなく促進と言ってもいいのではないでしょう。

 

 

●わがままや協調性のない子供、引っ込み思案の子供でも大丈夫ですか?

 

 自分でスカウト活動をしたい! と思っているのであれば、時間はかかりますが、大丈夫だと思います。

 ただ、ボーイスカウトはしつけや矯正、また集団教育をする団体ではありませんので、誤解されませんように。自分で気づいて自分で直していくべく取り組んで行く環境を提供することがボーイスカウトのやり方です。

 また、ボーイスカウトの特徴のひとつに「班制教育」があります。これは異年齢のスカウトによって自治組織である「班」を形成し、その中でそれぞれが役割を分担し活動をしていきます。そこで、責任感と達成能力、自立心や向上心、連帯感が養われます。また、スカウトそれぞれの得意分野を出し合うことにより班に貢献し、不得意分野を互いにカバーしあうことで協調性や思いやりの心を、そして先輩・後輩という関係の中から規律や秩序、そしてリーダーシップやフォロワーシップを養っていきます。このようにスカウトが班の仲間、指導者との関わりの中から、自分の在り方と役割を感じ取り、実行していくことで、自己改善がなされると思います。これを我々は個性教育と呼んでいます。

 

 

●発達障がいの子供でも大丈夫ですか?

 

 この運動との関わりという点で述べさせていただくと、「正しい理解」と「思いやりの心」、「足りない部分をフォローしてあげてともに手を取り合っての活動」と、その子どもが「安心して参加できる環境づくり」の構築とが必要で、その子の長所を活かして、苦手な所をカバーする方法を一緒に見つけていけることが必要だと思います。

 すべての障がい児について言えますが、まずは、指導者が「障がい」についての正しい理解し、同時に団全体が共通理解をもつ取り組みをしていかない限り、その子供にとってマイナスでしかないと思います。それには、その保護者の協力は欠かません

 もうひとつ確実に双方が理解していなくてはならないことがあります。その障がいを持った子どもの保護者が、スカウティングに何を求めているのか、スカウト運動をきちんと理解してくれる取り組みをしているか・・・です。これは大切なことです。保護者としては自分の子供に良い環境を与えたいと切に願い、スカウティングに期待を寄せてこの門を叩いているのですから。

 私たちはスカウティングの理想に向けて活動をしている訳ですが、決して万能ではありませんし、ボランティア故の限界があります。また、スカウティングについてきちんとした理解がないままに受け入れてしまうことは、その後に何かしらの食い違いやら事故・トラブルがあった場合、双方ともに傷つくことになってしまいます。スカウティングが、何を目的にし、活動目標をどのようにもって、どんなシステムと方法で活動を行っているのか、そして「与えてくれる」のではなく「自らで獲得していく」ための運動であること、それを指導者だけでなく保護者たち成人が一体となって支援していくものであることを、きちんと理解していただくことが必要です。その上で、その保護者と指導者、そして他の保護者の理解と協力があってこそ、双方が活きる活動ができるものと思います。

 団として受け入れるに当たって、もうひとつ重要なことは「継続性」です。つまり、原則として「ローバー隊」を卒業するまで、その子に対するスカウティングとしての責任を考えなければなりません。

 「カブ隊としては受入OKなので入隊しました。でもボーイ隊では受入態勢がとれないので上進はお断りします・・・・・」では、身勝手な団の対応となります。保護者と話し合って、限られた期間だけで活動・・・という場合もあるでしょうが、活動しているのはそのスカウト本人です。本人がボーイ隊に上進したいのに約束だからダメ!!では、それこそ何のための運動なのでしょうか? たとえ本人が了解済みでカブ隊に入ったとしても、その約束をした時は、いったいどれだけのことを理解した上で約束をしたのでしょうか。

 団の指導者、スカウト本人、その保護者の3者で、それぞれどう関わっていけばいいのかを、しっかりと認識・確認した上で入隊されることが大切です。

 団としては、団のスカウトたちとその障がいを持つスカウト、どちらも「win-win」の関係が築けるような団・隊づくりと、上進してからの継続性を十分に考え、団の育成会(スカウトの保護者)の理解と協力、そしてそのスカウトの保護者が安心して信頼して子供の障がいのことを話せ、託せるような環境を作ることは、是非実現しなくてはなりません。これは、団や隊にとって、決して負担となるものではなく、「心を育てる」という部分での本来のスカウティングの在り方に近づくものです。

 このように偉そうなことを書きましたが、現実は阿見第1団では、正直なところ組織的な対応はできていません。該当する隊の指導者個人に依存する形になっています。申し訳ございません。

 もし、入隊をご希望される場合は、まずはご相談いただき、よく話し合いましょう。

 

 

●保護者の参加が義務づけられていると聞きましたが・・・

 

 はい。子供の成長を見守り主体的に導いていくのは保護者の義務ですし、それをボーイスカウトが肩代わりすることはありません。スカウト運動自体、成人の支援の下で行われるものです。

 ボーイスカウトは、お金を払って子供を預けるという託児所ではありません。皆さんが収めた会費等は、全てスカウト達の教育活動とその環境整備、保険や団体を維持・運営する経費に充てられます。隊長や副長等の指導者、団委員は全て無給のボランテイアなのです。子供達の健やかな成長を支援するために、情熱をもって大切な自分の余暇を提供し、また、活動にかかる費用も持ち出して、スカウト活動を行っています。

 そのため、阿見第1団では、保護者にもいろいろな形で支援を求めています。例えば、カブ隊においては、カブスカウトの3年間のうち1年間を、組の指導者または活動サポーター(デンリーダーやキャンプ係)として参加していただいています。組の指導者経験者のみなさんによると、子供の成長のいちばん著しい時に、自分の子どもはもちろんのこと、他の子供達と関われたことは、子育てにとても役に立つすばらしい体験だった、との評価をいただいています。

 また、ビーバー隊においては、親子での参加を推奨しています。どうぞ一緒に楽しんでください。

 ボーイ隊以上になると、ハイキング等での安全の確保や夏季キャンプでの物資の輸送等の必要な場合に支援をお願いする程度で、年に1~2回となります。

 また、隊指導者として参加される保護者もいます。阿見第1団のリーダーは、この運動に共感して指導者となった保護者の方々が多くいます。

 

 

●仕事の関係で指導者としての支援はできませんが、子供を入れることはできますか?

 

 もちろん入れます。ですが、何らかのお手伝いはお願いします。

 指導者・デンリーダー・補助者などのスカウトの指導にあたる役割の他に、組の連絡係、組の集会の場所の提供、インストラクターとしてお持ちの技能での指導、キャンプ装備の輸送、カブのキャンプの食事つくり、空いている畑や土地の提供、活動時の安全監視、家業や仕事を通じた支援など、活動プログラムを行う時に求めに応じて、対応できる範囲での支援をお願いします。

 

 

●どんな方が指導者になっているのですか?

 

 みんな子供が好きで、子供達のより良い成長のために、少しでも良いプログラムと活動環境を提供しようと考えている、スカウトの保護者や子供の時からスカウト運動を続けて指導者になった方々です。

 指導者になるには、ボーイスカウト日本連盟の定めた研修を受けなければなりません。その研修は、導入、基本、上級と分かれており、加えて指導者として身につけるべき専門研修もあります。阿見第1団の指導者は、これらに積極的に参加し、指導者としての資質の向上に努めています。

 また、スカウト教育の知識や技能を深めたり、最新のスカウト教育法を学んだり、楽しいプログラムのヒントを見つけたり・・・といった研修にも積極的に参加しています。
 これらの研修には平均すると、月に1回ほど参加することになります。スカウト達に少しでも良いものを提供するために、指導者たちは頑張っています。

 (詳しくは「指導者はこんな人」ページをご覧ください。)

 

 

●ボーイスカウトに入ると受験で有利になると聞きましたが・・・

 

 高校や大学の一部(特に推薦)では、合格判定要件のひとつとなっていると聞いています。就職の場合にも有利にはたらくようです。宇宙飛行士の野口聡一さんもボーイスカウトをやっていたことが宇宙飛行士として採用された大きな要因と言っていました。ある高校の先生に聞いた話ですが、高校受験で合格か不合格かのラインに複数の生徒がいた場合、だれを合格にするかを検討する際、ボーイスカウトに入っていることが、その判断材料となるそうです。

 

●入団前に活動の見学はできますか?

 

 もちろんできます。下記に連絡先が掲載されていますので、遠慮無くご連絡ください。連絡によって入団を強要するようなことはありません。

 また、阿見第1団の活動が希望のものと異なる場合は、周辺の団もご紹介します。各団それぞれに特長がありますので、時間はかかりますが求めるものに合致する団を探すお手伝いをします。

 (県連HPに、県内各団情報があります。そちらもご覧下さい。)

 

   ※「スカウトの募集案内と手続き」のページに、問合せと見学・体験入隊の申込みのフォームを掲載し

    ています。ぜひご活用ください。▷▷▷▷▷▷▷こちらからどうぞ