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保護者の声、保護者からリーダーになった指導者の声
ビーバースカウトの活動に参加して
保護者(現CS副長) 丹波道子
昨年の7月にビーバースカウトの体験活動に初めて参加しました。
「ジャガイモ堀りとポテトピザに挑戦!」子供たちは初めて会ったばかりでも、同じ体験を通して楽しんでいました。保護者もポテトチップ作りに汗だくになりつつも、野外料理を楽しみました。
子供が自分で、「何かがやりたい」と思える年齢になり、幼稚園以外にも友達をつくり、楽しく遊んだり作ったりできる。その様子を見て、是非これは参加してみよう!と思い入隊を決めました。
10月から活動が始まり、まだ数ヶ月ですが、新キャンプ場でトーテムポールを作ったり、ビオトープ作りをしたり、楽しいクリスマス会等、毎回ビーバー隊の活動に親子で参加しています。
今だから出来る遊びや製作、幼稚園や学校とは違う仲間との交流、先生や親とは違う大人の人に何かを教えてもらう、という経験も大切だと感じています。今年はビーバー隊もキャンプに参加できるとの事。それを知って子供も益々活動を楽しみにしています。
(発団40周年記念誌より 2007年)
ビーバー隊活動に一緒に参加して
保護者 桜井るみ子
スカウト活動初めての日から、他の隊員と昔から友達だったかのように、楽しそうに遊んでいるわが子を眺めながら、ビーバー隊に入隊させてよかったなとしみじみ思いました。
今まで、十回程活動があったかと思いますが、内容も多彩で、大変充実していたと思います。募金活動などは、本人が嫌がるのでは?という私の不安をよそに、楽しみにでかけて、満足して帰ってきました。
さつま芋や大根の収穫などは、是非体験させてあげたい、と思いつつも、なかなか家庭では出来ずにいたことなので、スカウト活動として体験させることができて、感謝しています。
年末のクリスマス会は、スカウトの隊員のパーティーにしてはカジュアルすぎるのでは?と親としては正直、多少がっかりしたのですが、息子にはとても楽しかったようで、これが現代っ子なのかな?と改めて認識させられました。今後の活動も楽しみにしています。
(発団40周年記念誌より 2007年)
毎回の活動を楽しみに
保護者 中村友紀
子供がビーバー隊に入隊してから、大きな声での挨拶や行動力などが、身についてきたと思います。活動内容を祖父母に一生懸命教え、毎回の活動を楽しみにしている様子が窺えます。
(発団40周年記念誌より 2007年)
毎回親子で楽しく
保護者 下山由紀
ビーバースカウトには、昨年9月から入り、約4ヶ月が過ぎましたが、毎回親子で楽しく参加させて頂いています。
家の近所には同年代の子供がいなくて、一緒に遊ぶこともないため、今迄は幼稚園の友達くらいしか接触がありませんでした。また、最近の子供たちは、TVやゲームに夢中になり、なかなか自然と触れ合って遊ぶ機会が少なくなっているように感じます。うちの子供も例外ではなく、家の中の遊びになりがちだったので、少しでも家や幼稚園以外の居場所を作ってあげたいと思い、ビーバー隊に入る事にしました。
初めは、仲の良いお友達と一緒に入ったので、2人でくっついていましたが、次第に他の子とも関われるようになり、今では活動のある日を楽しみにしている様です。
さつまいもやヤーコン堀り、ビオトープ作りもおもちつきも、普段はなかなか体験する事ができないので、とても良い経験になっていると思います。
団の運営に関わる人達は、仕事を持って働いている方も多いという事で、貴重な休日を子供たちの育成に当てて下さっていると聞いています。ですから、私たち保護者も、できるだけのことは協力し、これからもビーバー隊の活動を盛り立てていけたらいいと思っています。
(発団40周年記念誌より 2007年)
スカウト活動を振り返って
副長(現団委員) 池田隆子
私が初めてデンリーダーになった年にビーバーカブラリーがありました。
初めての参加なのでどんな事をするのだろうと思うのと同時に、自分の組のスカウト達に何をしてあげたら良いのだろうと心配でした。
しかし、実際に会場に着いてみるとそんな心配は要りませんでした。なぜなら、スカウト達に着いて行くだけで十分だったからです。スカウトの方が良くわかっていて、最初はまとまらないものの、組長を中心に皆で話し合いながら次々とアトラクションを回っていきました。
私は、楽しみながらも自分達で決めて行動し、次第にまとまっていくスカウト達を頼もしく思いました。そんなスカウト達の成長をこれからも応援していきたいと思います。
(発団40周年記念誌より 2007年)
デンリーダー時代の思い出
元副長 高橋由美子
今年成人式を迎えた長男が、小学校4年生の時、長男の友人の家で見せてもらったアルバムがボーイスカウトとの初めての出会いでした。
「これは何?」「何してるの?」活動に興味を持った私は、早速長男長女を連れて見学に行きました。カブ隊は「さよならくまさん」でピザ作り、ビーバー隊は竹でパン作り。子供達も「入りたい」と言うので9月、それぞれの隊に入隊しました。そして何故か私も、以前子供に関わる仕事をしていたからとDLになることになってしまいました。後日話を聞くと、私の入った2組はリーダーの子供が多くDLが決まらなかったところだったようです。
かくして私は超個性派揃いの(今でもそうですが、リーダーの子供はやんちゃな子が多くて)2組と活動を共にすることになってしまったのです。しかし、DLだったこの一年はスカウト活動の中で一番鮮明に私の心に残っている大切思い出です。
○「パック、パック、パック!」開会式の整列の時、ハバザックを背負って逃げるうさぎスカウトのO君を追い
かける私。活動の日は恒例になってしまうほどよく逃げられました。
○クリスマス会の練習。他の組は出し物の練習や小道具を作っているのに、一度練習しただけでずーっと缶けり
をしている 2組。こういう時のチームワークは素晴らしく、組長のかけ声に全員従い、何 時間も飽きるこ
となく缶けりを続けてい ました。
○負けん気の強いくまスカウト3人組は、組対抗に意欲を燃やし、最大のライバル1組には絶対負けるものと、
上品な1組によく、くってかかっておりました。
○スタンツと言えば、しかスカウトのT君。台本、配役、演技指導と大活躍! くまスカウトもこの点では一目
おいていました。
○紅一点のうさぎスカウトのSちゃん。おとなしく無口だったのに、朱にまじあえば赤くなる。組の中で一番大
きな声で笑う女の子に大変身!!
こんな2組でしたが、最後の夏キャンプの追跡ハイクでの出来事。
スタートから何百段もの階段を登り、やっと登り終えたと思ったら「この階段は何段だったでしょう?」という意地悪な問題。ヘトヘトになっている私にくまスカウト3人が「ここで待ってろ!オレ達が数えてくるから」と戻っていきました。何て頼もしいと感動。その後もいつまで続くのかと思う山歩きに皆で一緒に頑張りながら、時々聞こえてくる「オレ達のDLにだけ教えろよ」「オレ達のDLを呼んでこい」「オレ達のDL・・・」との声がとても嬉しく、ハイクが終わったとき私を2組の仲間と認めてくれたことにとても大きな感動を覚えました。
その後、カブ隊から巣立っていったスカウト達に「いいかげん大人になれよ」と言われながら、なかなか大人になれずに今日まで来てしまいました。
しかし阿見1団のリーダー達はみんな大人げない変な人ばかり。私はまだまともな方かなと思っております。
なかなか気恥ずかしくて声には出せないけれど、このあたたかい阿見1団という大家族に出会えて本当に良かったと思っています。
「みんな ありがとう!」
(発団40周年記念誌より 2007年)
「ボーイスカウトってなに?」この答えは阿見1団にありました。
元副長 福田朋子
娘が「ボーイスカウトに入りたい」と言い始めたのは、小学校1年生の秋頃でした。通っている児童館の先生に話を聞いたというのです。
破天荒な性格故に人と接することが苦手な娘が、集団活動なんてできるのだろうか? これが私の正直な気持ちでしたが、その先生は「大丈夫。みんな長所も短所もあるし、上の隊に上進する頃には変わっているから」と、活動に参加することを勧めて下さいました。
それから5年が経とうとしていますが、娘はビーバー隊、カブ隊を経て、昨年秋にボーイ隊に上進し、私はキャンプ係、デンリーダーを経て、カブ隊の副長という立場でお世話になっています。
保育所時代からすでに、先生からの呼び出し回数は数知れない娘が、ボーイスカウトに関してだけは、今までに見たことがないくらい前向きに取り組もうとしている様子を見て、何がこんなに娘を夢中にさせるのだろうと不思議に思いました。
冬の日の学校の休み時間など、寒いからと言って外にでようともしないのに、ボーイスカウトの活動はカブの半袖半ズボンの制服で平気で外に行くのですから。
さて、「ボーイスカウトってなに?」の答えですが、それを見つけたのは娘がしかの夏キャンプの時でした。
夏キャンプは次年度の組編成を決める重要な活動の時でもあります。特にしかはくまになれば組長や次長になる可能性もでてきます。
そんなときに、普段はまず泣き言しか言わない娘が、大人でも登るのがキツかったというハイキングで、文句一つ言わずに登り切ったという話しを聞きました。
後に、高野隊長に「組長になりたいって言うから、ダラダラ登ってちゃダメだよ」と言っただけだと聞きました。そしてその9月、くまになった娘は同時に組長という大役も任されることになりました。
高野隊長に「大丈夫でしょうか・・?」と聞いたときに、「夏キャンで、ちゃんと登っちゃったからね〜。言ったからにはやらせましょう」と言われ、本人の努力を認めてもらえた瞬間でもありました。
それだけで?と思われるかもしれませんが、ここまで、という一律のラインではなくて、その子がその子なりにどれだけ努力したかを認めてもらえたのです。
組長になったからといってすぐに「らしく」なるということではありませんが、とにかく人が変わったかのように、本人は気合い十分で励みになったことには間違いありません。娘の場合はこれが転機となりましたが、日々のちょっとした活動の中でも組ごとの活動を通してその役割分担がなされ、ひとつひとつの役割に意味があることに気がつきました。
娘がボーイスカウトにハマッた理由こそがこれでした。
そして、ボーイスカウトを勧められたときに先生に言われた言葉とはまさしくこのことでした。
実はこの先生こそが高橋副長だったのです。
任されている、認められているということを肌で感じることができ、任す、認めるということを当たり前にできる人たちがいる、この環境を自然に作り出せるのが、これがボーイスカウトなのだとつくづく感じた瞬間でした。
活動に参加することが増えると、カブ隊以外の隊のリーダーや団の人たちと知り合う機会も増え、あるときに中島ベンチャー隊長と話をした際に、同じ職場で同じ建物の上と下の階にいることが判明し、驚いたことがありました。それ以来、多少ではありますが隊以外の活動のお手伝いをさせてもらうようになり、昨年夏には14NJにも裏方で参加させてもらい、ボーイスカウトの神髄とも言えるべき一人一人の小さな力が大きな歯車となって動くところを目の当たりにすることができました。
そして、「どの団も阿見1団と同じようなもの」と思っていましたが、阿見1団以外の団の方と会う機会も増えることで、阿見1団の良さを知ることになりました。
長々と書いてきましたが、一番言いたいことは、阿見1団はよき指導者がたくさんいるということです。誰よりも子供達のことを想ってくれている人たちがたくさんいるということです。娘の活動を通して、私自身も数多くを学ばせてもらい、成長できたような気がします。
(発団40周年記念誌より 2007年)
きっかけわぁ!阿見中央公民館で見かけた茶色の制服から
副長(現CS隊長) 小峰 茂
阿見第1団が40周年を迎えること、とてもうれしく思います。
「阿見1の伝統」という言葉もそれほど違和感もなく使ったりします。BS活動で「名門」という言葉は無いかもしれませんが、「阿見1出身」ということは、誇らしくも恥ずかしくも?あるものです。
阿見1との最初の出会いは、阿見中央公民館の前で茶色の制服を着た女性を見たときからです。
その時、なぜか、何を思ったか「ボーイスカウトですか? 娘を入団させたいのですが?」と、話しかけたのがBS活動に入ったきっかけでした。その数年も経ってからその方たちはカブ隊のDLであることが分かったのですが、今は、まさか自分がそのカブ隊にいるとは、なんともはや不思議なものです。しかも、着ぐるみコスプレで、はしゃいでいるなんて。。。信じられナァーイ!です。
自分自身は全くBS活動してこなかったわけですし、学生の頃から自然との付き合いが多かったですが、山といえば電車やバスを乗り継いで珍しい花を見に行ったり、川といえばその水を取ってきて実験室で水質検査したり、空といえば夜通し月食や流星観測などをして来たものです。
今の仕事も薬になる植物の分析をすることなわけですが、それもこれも、多くの自然を見て、そこで学んで、そして忘れて。。。きた、ことが役に立っています。
BS活動でも何かに興味を持つということがとても大切なことだと考えますが、それが自然と直接繋がらないようなことでもきっと自分の為になることがあるでしょう。ヒトの知りえる知識には限界があって、何といっても事実以上のことは誰にも分からないものです。ただ、想像力さえあれば、いわゆる「殻」を破った一段上のものが見えてくるのではないでしょうか?
人との付き合いもそうで、「きっかけ」があれば自分に有利不利はあるかもしれませんが、新しい世界に入っていけるのです。その意味でもBS活動に入った「きっかけ」が何であれ、「仲間」という言葉でくくられる集団に居られるのがとても心地よいものです。
趣味で茶道をやっていますが、そのお点前は数多くあります。更に春夏秋冬の季節であったり、その日の天気だったり、お客さんのメンバーなどなど、多くの組み合わせがあるわけです。同じメンバーでやる茶会でさえも、一生のうちに全く同じものはできないことから、よく「一期一会」などといわれています。それくらい、人との出会いを大切にしなさいということの教えにも使われています。
チョット意味は違いますが、「日々改善」という言葉が好きです。これを一期一会で表すなら、例えば、明日も同じ人に会うことになるが、それは同じことの繰り返しとするのではなく、自分自身を少し成長させればいいのだと考えます。その成長というものが、知識だけでなく、想像力であるなら、大きな進歩となるはずです。そもそも、相手がいるから自分が成長できるのではないでしょうか? なので、これからも人との出会いを大切にしていきます。
(発団40周年記念誌より 2007年)